2014 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展in西宮市大谷記念美術館

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2014 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
場所:西宮市大谷記念美術館
会期:2014年8月23日(土)〜9月28日(日)
休館日:水曜日
開館時間:午前10時〜午後5時
    (入館は午後4時30分まで)
     <夜間開館>毎週金曜日 午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
入館料:一般800円/高大生600円/小中生400円*1
一時保育*2やサイン会もあります☆
版画作品☆5点の出品になります
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大谷記念美術館は私にとって木版画制作と出会った場所でした……ええっと、とってもとってもいけない生徒でしたけれど、ごにょごにょ*3。その美術館で木版画作品を展示していただけること、不思議な気持ちになります。
一番足しげく通った美術館。季節によって植物がどういう表情をするかを眺めてきた場所。庭園に点在する作品を眺めたり、通りすぎたり、何年も経ってはじめて自分の中の何かが揺さぶられたり…フと「あぁ、あの作品」と頭をよぎったり。絵本原画展にも足を運び、大勢の人、とくに小さいお子が喜んでいる姿を見て「絵(や絵本)ってすごいなぁ…」と感じ入ったり。収蔵品展の静かな空気に作品と自分だけの空間を堪能したり。
木版画を学びに行きながら、美術を肌で感じ教えられた場所でもあったのです。
大好きな先生や多くの仲間との出会いをし、今でものんびりゆるやかに仲良くしています。たとえば美術館内入って左隅に見えるカエデを見ると、ある方と「今年もきれいに色づきそうですねぇ…いい庭師さんの手ですねぇ」「そうやねぇ。ぼく、ここからの風景が一番好き」とダラダラしながら話したこと*4。美術館入ってすぐ左にある山野草は「私、この時期のこの植物が好き。だから木版画のモチーフにしようと思って。絵はヘタやけど好きやからいいでしょ?ふふふ」と、静かに立ちながらスケッチしていた友達を思い出します。モチーフをよく捉えていて、とてもいい線だった。
やっぱり不思議。胸がいっぱいになって不思議としか言いようがない気持ち。そこに私の木版画作品が展示され、多くの人に観ていただけることは……不思議すぎる☆一番不思議なことは遠くから鑑賞者として眺めていた絵本原画展に出したことですけれどね!
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上記の展覧会に合わせ西宮市内にあります幾つかのギャラリーにて「ギャラリーさんぽ*5」が開催されます☆スタンプラリーも実施されます☆☆
ギャラリーでは作家さんが在廊される日もあるとのこと。大谷記念美術館の展示を通して気になる作品。作家さんが見つかったら☆チェックチェックして、絵本原画展の世界をより一層楽しんでください。もちろん私はミーハー根性丸出しで色んなギャラリーをさんぽしようと思っています☆☆
写真はかき氷☆今年初。大谷記念美術館の庭園を思い出しながら、苦楽園で食べたのでした。

*1:*団体料金(20名以上)は各料金から200円引*西宮市在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書呈示)*ココロンカード・のびのびパスポートを呈示の小中生は無料*身体障害者・療育・精神保健福祉手帳などを呈示の方は無料*割引券付ちらしご持参の方は一般800円を700円に割引(複製不可)

*2:詳しくはこちら→http://otanimuseum.jp/home/event/other.html

*3:たぶん、講座はじまって以来のアカン生徒でした。おそらくこの記録は破られません!

*4:もう今はこの世にいない方。

*5:詳しくはこちら→http://nishinomiya-kanko.jp/西宮市大谷記念美術館「イタリア・ボローニャ国/