おりがみ

おりがみ…といえば、30歳前のころによくやっていた時期がありました。頸椎を故障して右手がうまく使えなくなった時ですね。おりがみの本を一冊買って簡単なものから☆やっていたことを思い出します。その前は子どもの頃。
折り紙はキレイにピッタリと折り、折り目もバッチリ入れると(いい加減に折るのと比べて)劇的に折りやすく、出来映えも素晴らしいものになります。けれど、右手の自由を奪われた私にとってもっとも初歩のカドとカドを合わせることが困難で『おりがみってむつかし〜』とヘコたれた記憶が蘇る。
写真は今現在折ったもの。24面体で「ユニット折り紙」など言われているものです。面白いですね、ユニット。ここ数ヶ月、おりがみを時折しているのですけれど…私は動物モチーフの折り紙ばかり作っていました。けれど2週間程まえにフト「ユニット」に着目し、作ってみると☆おもしろーい☆おもしろすぎる!!あぁ30歳のころに出会いたかった!!!!と、魅力にとりつかれました。
「作る」ということに関して私の琴線に触れる折り紙は☆ユニット☆だったのでした。
そーいえば…と思い返してみると、折り紙の記憶のはじまりはユニット。家には蹴っても叩いてもビクともしないくす玉折り紙が2つありました。ひとつは中くらい。もうひとつは大きなもの。今考えると大きなものは100を軽く越える枚数を使っていたのだと思います。幼少期に入院していた頃、同室になったり近隣?の病室のお母さん達が折っておられたそうで、私へのいただきものだったと聞いています。
大きな不安を抱えながら、倦むほどの待つ時間。ベットに横たわっている我が子やその周りの子へ折っておられたのでしょう。折る、祈り。という文字は似ていますねぇ。