本日は北九州からいらした版画友のなおちゃん?と再会。なおちゃんに会いたいがために東京滞在を短くした*1くらいです。
彼女は可愛らしいサイズの紙版画を制作していて、色使いや感覚が素晴らしく、はじめて観たとき「光が大好きな作品☆という感じでいいなぁ…」と思いました。
ちょうど1年ほどまえに会ったとき「なにか小品で応募できるいいコンペないかなぁ?」と質問をうけて…う〜ん(あんまり知らないけど。)……絵本原画展がいいんじゃないかな……というか、あなたの絵で絵本が読みたい!と熱烈に「締切りが迫っているんだけど、できれば今年。厳しいようなら来年。とにかく出せ出せい!*2なおちゃんの絵本が観てみたいよ。なおちゃんの絵に文章がついたらどんなのか想像するだけでワクワクするよ。」と薦めたことを思い出しました。
北九州から持ってきていた新作版画も拝見させてもらったけれど、相変わらずいいのがありました。本人曰く「いっぱい作ってダメなんもいっぱいあるんよ〜」とのこと。なるほどねぇ…と納得するような、けれどどれも彼女らしくていい。光をいっぱいあびて喜んでいるけれど、落着いていたり、わたわたなっていたり。いいなぁ、光を感じさせる作品は。
「とってもいいねぇ。ブックフェア(絵本原画展)に出した作品*3もとってもよかった。じーんとしてしまった。とくにいいな!って思うところは……」と熱心?に本人に喋っていたら、「ええ〜ほんとうに?うれしい〜。ほんとうに〜」……ほんと、ほんと。私、ほんとに思ってることしか言わないんだから。
夜に北九州に帰るなおちゃんを見送って、用事を済ませて家へ。いい作品を観たら、自分も作りたくなります。この頃、追われるようにいっつも作っているけれど…気持ちが違ってくるのよ。気持ちが。なおちゃんの作品のあとには「光っているようなもの」を作りたい気持ちに。ステキな部分、どうしても憧れて追いかけてみたくなる。

*1:なんだか目がまわりそうなほど、しなきゃいけないこともあるからなのだけれど、彼女には会いたかった。

*2:「む、むかめちゃんも出すなら出す〜」と言われ、はい?と思ったけれど、そりゃあ、必死で考えて制作しました。彼女に出してほしくて。

*3:ブックフェア期間中に私が彼女の代理で作品を受取って帰ってきたのです←その時に確認を兼ねて鑑賞したのでした。