心が白黒

写真はまたまたカレー。矯正が取れたらカレーをたんと食べる。と思っていたのだけれど、いざ矯正が取れる〜と思うと、なんだか嬉しくて嬉しくて。また矯正は取れていないから、プレカレー?
美味しかった。こんなルーははじめて…でした。トロトロであまり辛く*1なくて、お野菜の甘みがじっくり出ていて。タマネギベースとホウレンソウベースのルーだったけれど、「なんと贅沢な…」と思うほどホウレンソウのお味がしました☆また食べないとな。
先月も愛知でカレー。今月は2度目。わたし、こんなにカレーが好きだったっけ?なのだけれど…やっぱり「矯正が終わるまではカレーは控える」という気持ちがカレー熱を沸騰!させているのかもしれませぬ。
夜は内心目を白黒させながら、およばれに。「内心」だから実際には目は白黒していないので、心を白黒させながら…。え?いいの……私もお邪魔して……という状況だったのだけれど、楽しくおよばれ。「物怖じしないねぇ」と言われて『めっちゃしてるけど、私の態度は物怖じしないように見えるのかな……ということは、こういうのは物怖じしていないってことになるの?』なんて思ったりもしました。
とても心地よい空間で、私を連れて行ってくれた人が思う存分リラックスしている姿を眺められて嬉しかった*2です。また来たいな、ここへ。
そして「がんばろ」と思いました。木版画もグッズも、いろんなこと。がんばろ。
その空間でとっても素敵な。小品だけれどめちゃくちゃ力のある版画作品を見せていただいたのです。額装もしっかりしているわけではないし、無造作に置かれていたし、でもそれが力が抜けていてよかったし、しみじみ『額装とか置き場所とかって大事だけど、でも本質的には大事じゃないんだよなぁ』なんて思っていると……「それ初めて作った版画作品だよ」と教えていただき、大ショック。がーーーん。これ、版画をはじめて作った人の作品??ががががーーーん。
「そういう作品を観て自分自身はこれからどうしようと思う?」というような事を聞かれたので、「うーん……うん。がんばります☆」と言ったら「素直で素朴でいいなぁ。ほんといいよ」と言われ????だったけれど、やっぱり凄い!と思う作品は、それは凄いんだし、そういうのを観ることができたのはラッキーで幸せなことで、その作品と私の制作とは違うものとして在るのだし、もしそれで打ちのめされるんだったら幸運な打ちのめされ方だと思うのです。
そしてやっぱり凄いのを観たら、私も私でがんばろ。と感じる。
この頃「つくる」ことに対する考え方に変化が出てきました。言葉にして説明しようとすると、とても些細なことなので理解してもらえないような内容だと思うのだけれど、私にとってはちょう重要なことなので青天の霹靂みたいな気持ちです。
その青天の霹靂を連れてきたのは、上記の作品を作った人なのでした。うーん、そんなことがあるんだよなぁ。出会いってすごい。

*1:辛さ指定制

*2:私がうれしがることもないんだけどね。普段はそんなにリラックスもしていられない立場の人だと思うので。