おうち

写真はとある小学校の正門にあった「ちいさいおうち」。きゃぁぁぁぁ…私のハートど真ん中に突き刺さってきた☆☆はっきりとした言葉にはなっていない、けれど強い物語性を感じる。ある種の信仰すら感じます。
ひとりがけのソファ(リバティプリント生地)がいくつかあって、フエルトや布で作られたランドセル。お花。うさぎ。ベット?桜の枝はお洋服や小物をかけます。あらあら、スカートが脱いだまま散らかっています。
おうちの外観にはシンボルになる立体的なお花もあって…屋根は多肉植物*1!!!よくよく見ると何種類か植込んである。おやおや、松ぼっくりをはじめとするいろんな実も乗っかってる。おうちの中にも多肉植物の寄植えがあるけれど……これはお食事のようにもみえます。
もって帰りたい……これどうしても欲しい病発症。自分で作ろうかな…と一瞬思ったけれど、写真のが欲しい。自分で作ったら自分の心地よさを追求できるけれど(だからこそ)手放すものもあるからなぁ……写真のが欲しい。
そろそろ木版画に取りかかろうとドローイングをはじめたけれど……心は「このおうち欲しい病」に捕われているのでした。
ドローイングはドローイングでたのしいです。昨年の秋にフと思いついて作ってみて「こういうこともやってみたいな」と感じた続き。いつも通り動物…なのだけれど動物じゃないといえばそうでもある。「ちいさいおうち」に刺激を受けたわけじゃないけれど、偶然「ちいさいはんが」を作ります。
そういうこともあって、よけいに「ちいさいおうち」に心惹かれるのかもしれません。作者はこの小学校に通う「ちいさい子」や「小さい子たち」なのでしょうか。私の幼心はどのへんにあるのでしょう。

*1:タンポポハウスやニラハウスに並ぶ素敵さ。