覚書

ボローニャとおわかれの日。昼過ぎには新幹線みたいなのでミラノに向かうので、私に与えられた時間は3時間強。ほぼはじめての観光☆お土産もまーったく買っていない*1
ひとりだし、街もだいぶ覚えたし、行きたい場所もいくつかあるから、地図を片手に動きまくったのでした☆
ボローニャには斜塔2本があり、そのうちの高い方の塔には登れます。甍屋根で有名なボローニャ、見てみたい。ゼェゼェ言いながら上りました。

ジーン。私、スーツケースに作品を詰めてこの街に来て、セッセと動いてたんだなぁ…。美しい街。人も建物も。ここで会った日本の人にもよくしてもらい、いろんな人に助けられてここまで来たのです。みずから望んで。街の人。ホテルの人、お店の人、道行く人、つまりはイタリアの人……本当によくしてもらいました。温かく助けてもらったり、見守ってもらったり。そういう一つ一つが私が物怖じせずに動ける支えになったことは間違いないのでした。
こんなこともしたもの↓↓あ「こんなこと」って、これは素顔☆むかめ*2でしたかしらん。

またここに来たいな。ブックフェアにも、観光にも。もっともっとユックリ街を歩いて色んな人と交流してみたい。
私がボローニャの人に何度も言われたこと「Prego」「piccolina」「grazie」「grande」などなど。プレーゴは本当に何度も言われて「いいのよ、いいのよ」「どういたしまして」という感じ、打ちのめされて「お呼びじゃない」気分に陥ったこともあった私にとって、ここにいていいと肯定されるような、許されているような、明るい気分になる挨拶として心に残りました。
たった3日強のボローニャ滞在で驚くべき進化をとげたこと。☆グラム売りのお惣菜や食品などを簡単な言葉を使って買えるようになった。☆地図を見なくても行ける場所がたくさんできた。☆顔見知りの人ができた。☆お店で世間話(私は日本からフィエラに来た。くらいの簡単なことだけど)が出来るようになった。
いろいろあるんだけど……一番の進化!?と言えば、2度(おそらく観光をされている人に)道を聞かれました☆☆場所がわかったので、地図を出して現在地と目的地を指差して「このルートで行けばいい」と指で道をなぞって教えたのでした。はじめはギョッとして「なんだなんだ?もしかしてスリ?注意しろと言われていたスリ?」と思ったし「いかにもイタリア人って人に聞いたほうがいいと思う」と心から感じたけれど、まいっか!私は日本でもめちゃくちゃ道を聞かれるんです☆☆
教えたあとに「うーん……」と考えて「Have a nice trip」って言ったら「oh~!(英語喋れるの!?)」みたいな感じで驚き&喜ばれました。英語もイタリア語も喋れないけど…最低限必要なことは通じたみたい。もっと喋れるようになりたいなぁ…イタリア語。会話したい。まずは英語を頑張らないとかもしれないけど、自信なし。
ボローニャからミラノに移動する新幹線(みたいなの)でも親切にされ、しみじみ嬉しかった。さようならボローニャ!また来ます*3。心残りはジェラートが食べられなかったこと!!!
ミラノ駅には4日前に来たけれど、なんだかホッとしたのでした。でっかくて無骨でがらんとした感じが懐かしい。かっこいい。大好き、ミラノ駅。
荷物もあるしちょっとだけウロウロして空港へ。
あ〜あ、短い滞在だった。つぎはちかちゃんと来よう!

*1:もうそれはみんなに許して☆としか言い様がないのでした。だってお買い物どころか観光すらしてないのだもの。

*2:写真を撮ってください。と頼んで、まずはフツー?の写真を撮っていただいて「あの、もう一枚」とお願い&ゴソゴソ&カッパむかめ変身……驚き&感心されました。あってるかわかんないけど「Fata del Giappone KAPPA(日本の妖精 河童!)」と言ったら納得していました☆

*3:そのまえにラオスにも行きたいんだけど…