人気者の日

ときどき、とっても人気者になる日がやってきます。不思議なくらいメールが来たり、電話があったり、手紙が来る日。モテモテでも一向に困りません☆喜ぶだけなのです☆☆
ひとつ、とっても長いメールの返事を書いたのだけど、出したあとに読み返してみて「なんていつも勝手気ままに書いているんだ!」と思いました。お相手はころからの木瀬さんです。メールでは離島の話も書きました☆

離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち

離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち

題名だけでも物語がありますね。帯の言葉も独立した物語を感じます。多くの人に愛されている書籍だとのこと。島好き。本屋好き。物語好き。人の生活がある場所が好き。乗り物好き。いろんな好きを内包している点が魅力のひとつなのかもしれません。
今月はじめ、私は和歌山県の串本周辺に行ってきました。海岸沿いや潮岬にある灯台から眺める海のむこう……島があるのだと想像してみます。しかも本屋のある島が。どのような本が愛され、読まれているのでしょう。
私はどこかへ行く時はいつも本を持ってゆきます。何を読もうかな?と考えるのも楽しい時間。しかし今回の串本へは本は持って行かず。賑やかに移動をして、ご飯を食べて、温泉に入っていたら、本を読む時間はないだろうなぁ…と思ったからです。
しかししかし、本は私を手招きする。宿のなかにある温泉場に行く途中、本棚を発見☆覗いてみると「お客さまが寄付してくださった本です。」のような但書きがされていました。統一感はまったくなく、雑然として、そこが魅力的な本棚です。誰もがしばし休息し通過してゆく場所(宿)なのだと感じました。
コインランドリーでお洗濯をしたいと思っていたので、ちょうど待ち時間に読もうと本棚を物色。フと目に入ったのはホスピス病棟に勤めておられる先生の本。結局お洗濯の時間を大幅に過ぎて、本も一緒に部屋に持ち帰って2/3ほど読んで眠ったのでした。この本を宿に残した人は何を思いながら読んだのでしょうね…知らない誰かに親しい気持ちが湧いたのでした。
そして串本は離島ではないけれど、離島の本屋に出て来る離島。出てこない離島にも、勝手に親近感を感じてしまいました。
串本から帰った数日後、白浜と沖永良部島で生まれ育った方(お二方)とお話しする機会がありビックリ*1。どんな幼少期を送ったのか?とか、色んな話でものすごく盛上がりました。「ねぇねぇ!この本、いいの。あなたが生まれ育った島も出てくるんだよ。ご近所の奄美も。」って……読んだそばからこんな紹介をする機会がくるなんて……ウソみたいなホントウの話。

*1:髪を切っていただいている美容室で遭遇。沖永良部島は「離島の本屋」に登場します☆美容室は我が家から徒歩10分圏内。