わしわし

いっこうにできない木版画が数点あるのだけど、そのうち1点(小品)は仕上げようと思って、わしわし摺っています。あすには仕上げたい☆☆ぐずぐずしすぎ!
写真は先日わしわし食べたご飯。おかずになるサラダは食べていて気持ちいいです。
いまやっているのは、からだの負担が軽い摺りなのだけれど、この暑さのなかでわしわし摺っていると頭がぼやけてきます。むかしは見当*1合わせがズレたらどうしよう…ということばっかり気にとられていたけれど、ここ何年かでそういうことは考えずにすむようになりました。ぼやっとしていても見当は合わせられるようです。からだが覚えてくれました。
ずっととても苦手でした、見当を合わせるのは。一番苦手だったかもしれない*2。なんでこんなに出来ないんだろう、なにが問題なんだろう……と考える時間や(異口同音ではありますが)検討することが多かったように感じます。
考えることと実践することは大事だな…やった分しか身に返ってくれない。反対に言えば、やれば身についてくれる。と思えるもの。私にとって見当はそういうものでした。努力が報われることは確実にある。ということを学び*3ました。

*1:絵を合わせる作業。

*2:それぞれジックリ考えると「いや、やっぱりこれが一番苦手だった」とか思うのですけれど。ようはぜんぶ苦手。

*3:報われないことも多いんだけれども…少なくとも私にとっても木版は、報われることが圧倒的に多いと思う。