風雨

きのうをのぞき連日うちのカメ写☆なぜなら、この頃は(ほぼ)カメ写しか撮っていないからです。
産卵した翌日に干しまくって甲羅カサカサの風雨(ニホンイシガメ)。ふーう。と読みます。うちにはじめて来たカメで黒目がちで甲羅がポッコリ高くて(ひと言で書くと)カワイイ。手でおやつをやっても人の指には噛み付かずに「そっと」おやつだけ食べます。「あめかぜすこやかにしあわせに*1」というような気持ちを名前に込めています。「風」も「雨」も大好きな字面だというのも命名理由です……本当に大好きです。一方だけ逃げ道のある囲いがあって微妙にアシンメトリーな点など、ままならない雰囲気が素敵。風雨と読んだり書いたりするたびに「この名前にしてよかったな」としみじみ思います*2
きょうはお昼前から夜まで(版画の)お勉強というか…私にとってはまっさらな技法を楽しんできました☆おもしろーい!という気持ちと「こうしたかったな…」という気持ちと。『こういう雰囲気を出したい』という明確な目標を持っていたのだけど、それはクリアできませんでした。根本的には私の力量不足かな、やっぱり。もう一歩踏ん張ってみたいものです。
今年のはじめにも少し似た事があったのを思い出しました。普段しない技法でやってみて「そもそもの絵が悪いからいくら刷ってもダメ。あ〜あ」と、ふて腐れたこと。私は摺るのが好きだから、摺りたいがために絵を考えていると認識しているけれど、絵作りって根っこの根っこなのかもしれません。変化球。

*1:神事(祝詞)や仏教の祈願文では五穀豊饒を祈る(言祝ぐ)ときに風雨という言葉が出てきます。

*2:イコロもプンタも思いますけれどね。