じこりゅう

このまえ先生*1に会った時、ふだん私がしない技法について聞いたのだけど、へぇぇ〜〜でした。なにが「へぇぇ〜〜」って…先生に聞いたこと、私が持ってる本に載ってる!ぜんぜん目に入っていませんでした。読んだ記憶もなし。ひと通り目を通しているはずだし、けっこう開いたり閉じたりして活用してるし、ページによっては書込みもいっぱいしているからボロボロなんだけれど…興味がないものは記憶できないみたい。
けれど改めて本を読んでみても「????」です。なんというか事細かな(けれどかなり重要だと思われる)ことがわからない。だいたいそーいうものだよねー、でも大事なことも書いてある。と思いながら必要な道具を作りました。そして先生に教えていただいたこと*2を思い出して、ふにゃふにゃトライ。
おととい試した時は『おもったより出来るかも』だったのだけど、きょうは苦戦です。考えては試して、あれれ?と思ったら一旦やめたり、またはじめたりを繰返しているうちに、ちょっと勘が働き出したので『どこまでやれるかな?』と(さすがに、ふにゃふにゃはやめて)集中してやりました☆☆
とりあえず気がすむまでして、一段落させて、片付けもしたいし、お腹もすいたし、思ったより時間もかかったので、摺ったものは放置して、バタバタとご飯を食べたり、お風呂に入ったりしたけれど……おもしろかった…。
私が思っていたより遥かに幅のある技法なのではないかな?と感じられたのがよかった。もっともっと出来ることがいっぱいあると思えることは、やっぱりワクワクします。木版画ってすごいです。私がいう木版画は水性木版のみを指しているので、油性とかほかの技法も入れると大変なことになります。
お腹もいっぱいになったし、お風呂でゆっくりしたし、お茶も飲んで落着いたので、摺り上がったものを見ながら(技法が載っている)本を読み直したのだけど……???もしかして私、かなり自己流?書いてあることと全然違うことをしているのだけど?あれれ、およよ?この本のどこをどういうふうに読んだらこうなるわけ??だったのでした。
考え込んでしまう出来事です。技法(表現法)って自分で見つけてゆくものだろうけれど、一番はじめはスタンダードを踏みたいと思っているので……うーーーん。
写真はアンパンマンとなかまたち。ニコニコのピカピカ。色白さんと色黒さんにわかれているけれど、私は確実に色黒さんチームに入れます☆☆

*1:私が「先生」と単独(先生のまえに名前をつけない)で言うときは、木版画の先生のことを指しています。

*2:事細かな重要なことを言って下さっていたのです。ありがたや。困ったときの先生頼み。困った時だけ頼られて……先生って報われないですよね……。