ほぐす

肘から手首までが痛くて、こんな状態で彫ったり摺ったりしたらアカン。そもそも痛くて彫る気にもならないし、ましてや摺りたくない。
からだの先生*1に肩のほぐし方を教えていただいてから、肩の調子がとってもよくなりました。全然痛くない!ってことはないけど、どんどん痛みが積み重なり動きの幅が狭くなることがなくなったのです。肩ほぐしを応用して肘から先もどーにかできるんじゃない?と思って、痛いところを恐る恐るゴリゴリしてみたのです。いったーい!イタタタ…でも、この痛みは肩が固まっているときと、ふくらはぎをゴリゴリされたときの痛みと同類……と感じました。ですので、痛くてもゴリゴリ続行。
すると…ラクになったのです。痛みも軽減され*2て……ついでに肩も痛いところがあったからゴリゴリ。体がさっきよりラクになってゆく感じがする*3…しかも眠い。しゅごい。俊ちゃん先生ほんとスゴイ。こんなにわかほぐしでも、ある程度は体が改善されるような指導をしてくれるのだから。
友達に「私がいまやっていることと、これからもやりたいことは、確実に私の体の負担になっているのはわかっていて……でも、いざ体を悪くしたり、どこかを痛くしてから病院に行くんじゃなくて、自分でどうにかしたいのです。対処療法にはつくづく限界を感じているのです。元気でいたいし、仕事も版画も長く続けたいし……ぶつぶつ。自分の健康には自身がないから病院通いはなくならないだろうけど、減らすことはしたい……ぶつぶつ」と話していたら、俊ちゃん先生を紹介してくれたのだけど。ぴったり。こういうふうになりたいと思っていたことが実際にあると知って、しかも手が届きはじめてる☆☆
これからどういう風になるかはわからないけれど、自分である程度どうにかできるというのは作るものにも反映されると思うのです。思いっきり☆の幅が広がる気がしています。
彫刻刀もそうなのです。いま私が彫刻刀を購入している所(職人さん)からは「持ってきてくれたらいつでも研ぎ直してやるから、普段は自分で研いで使えばいい。ヘタでも*4研ぎ方は覚えたほうが絶対にいい。」と言われたこと*5があります。
それと一緒だと思う。
自分でどうにかできて、その後ろにプロの人がいるって安心するのです。
写真は摺る前の版木。黒を出すのが難しいんだ……。

*1:俊ちゃん先生

*2:肩同様、全然痛くないってことはないけど←そもそも使い過ぎが痛みの原因だから。

*3:だんだんゴリゴリがなくなって、気持ちよくなってきますしね。

*4:丸刀の研ぎは絶対に上手くならないって言われました☆☆しょぼ。

*5:そして延々と研ぎ方を教えてくださいました。