聖なる夜

きょうからはじまりました、横浜にありますブラフ18番館にて工房暖簾ギャラリーさん主催の『聖なる夜の贈り物展2012』☆24日までの開催になります。
むかめ工房は会場にはおりませんが、ほかの作家さんはお顔を出されたり…とのことです。お近くにお住まいだったり、ご興味をお持ちになりましたら、ぜひご来場ください☆☆
写真は魔法陣のような…クリスマスのディスプレイです。先日、梅田で見かけました。かなりキュンキュンしました。
きょうは『お勉強』って感じの一日でした。まじめに座学。ではないけれど、いろんなお話を聞きました。主に和紙の話……聞けば聞くほど迷いの道をずんずん進んでいます。ある程度、私が求めている和紙の方向は決まっているので「もう、なにを買ったらいいか、試したらいいかわからない!」ではないけれど、悩み(選択肢)がちょっと増えた感じ。家に帰ってから和紙屋さんに電話をして質問したり、話をしていたら「え?そうなんですか?」という驚きもあって、面白かったです。
こーいうのが欲しいんだとか、こーいうのはどうなんでしょう?とか話していると、やっぱり職人さんというのは生き生きしてくるのですよね。ポツポツとだけれど、水を得た魚のように色んなことを教えてくださいます。
彫刻刀でもブラシでも絵具でも、どこでもそう。はじめはぶっきらぼうだったり『この子、大丈夫かな』みたいな雰囲気*1があるのですけど、だんだんと盛上がってきます。みなさんご自分の仕事には誇りや矜持があって、やっぱり仕事にまつわるお話をするのは好きなのだな。と思います。
生き生きとお話される内容、ちょっとでも理解したいと思います。それにはこちら側の知識だったり、それ以上に経験みたいなのが必要で、「こうしたらうまくいかなかった」とか「これってどうなんでしょう」がないと話もできないし、言われてもわからないし、なにを聞いていいのか(なにを求めているのかを、どういう言葉で伝えていいのか)わからないのですよね。
ということを、このごろ、つくづく思います。

*1:震え上がるほど怖かったこともありました。