いれカメ

写真は入れ子ならぬ、入れカメ(でも子っぽい)。マトリョーシカマトリョーシカ型のストラップ。出来上がりが間にあえばカメDE Show!に持ってゆきます☆新品って感じではない、どちらかというと「ふるーい」雰囲気の色塗りをしています☆
入れ子構造って面白いですよね。
私にはマトリョーシカの思い出があります。全体的には赤くて、黄色いエプロンをしたマトリョーシカが家にありました。物心ついたころからずっとあって、祖父のお土産だったのです。よく遊んでいたので、2番目に大きいもののフチが欠けてました。
顔はちょっと怖かったし、ニスでツルツルした感じと絵柄が合っていないというか、その違和感が怖さをさらに増していた*1のですが、そこが好きでもある点でした。
あとは全部まとまっている(大きいのに全部入っている)ときは、それなりに持ち重りがするのだけど、ひとつひとつ出してゆくと、一番大きいのが驚くほど軽くて、一番小さいのが「なんとなく重い」感じがした点なども不思議で面白かったです。
もう今はなくなってしまって、手元にないのですけれど。ときどき「あのマトリョーシカ好きだったな」と思いだします。年に10回くらいは思いだすので頻繁?かもしれません。
ロシア料理屋さんとか、マトリョーシカが売っているのを発見すると、ついついマジマジと見てしまうのですけれど、私が大事にしていたものと似ているのってない。時代とともに絵柄が変わったのか、祖父が買ったお店(かなにか)のマトリョーシカは日本には輸入されていないのか……ずっとさがしています。
私が作っているのは、似ても似つかないカメマト。私が持っていたマトリョーシカにも似てないし、そのまんまカメって感じでもなし。甲羅はあります☆

*1:小さいころは、もっと漠然と「なんかこわい」くらいの気持ち。