ウロコ

写真は熊野古道伊勢路)にて。階段の石の作りに目を奪われました。鱗文様の変形ですね。この石積みはちょっとの区間(5メートルもない)でした。機会に恵まれたら(機会を自分に引き寄せて)ゆっくり歩いてみたいです。
庭先の鳥が賑やかになってきました。私は声を聞いても、姿を見ても、種類がほとんどわからないのだけど、夏の終わり頃から「いつもと違う鳴き声」がし出したのはわかります。冬鳥が渡ってきているのだなぁ…と思っているのですが、秋が深まるにしたがって賑やかさが増しています。
しかし最近知ったのですが、渡りの途中に「ほんのちょっと。せいぜい3、4日」だけ姿をあらわす種類がいるのですね。そんな鳥もいるだろうと思っていたけれど、急に気になりだしています。双眼鏡片手に図鑑を睨んで観察しようかと思いますが、そうもしてられないですよね。いちおう(いちおうとか言うなといいたい。)自宅が職場ですから。この頃は庭の手入れもまったくできていない状態ですし……どうにかしたいです。
この夏、気付いたことがあります(相手は鳥ではないのだけど)。うちの庭はカラスアゲハ(だと思う)。玄関先はナミアゲハの蝶道のようです。
はじめは庭を見ていて(いつもだいたい決まった時間に庭先にあるメダカ水槽に足し水をしていて)、黒っぽい蝶(私が見るところカラスアゲハ)がヒラヒラ右から左に飛んでいって、また帰ってくるなぁ…と気付いたのです。あ、これもしかして蝶道?と思ったら、きゅうにチョウチョがご近所さんになった気分です。
ナミアゲハは、買い物から帰ってきたとき(これも日によって時間はわりに決まっている)、玄関先をヒラヒラ同じルートで飛んでいるなぁ…と思って「もしや…」と思いました。うちの家は庭側と玄関側では陽の当たり具合をはじめとして、環境が随分かわるので地面にいる虫もちょっと違うので面白いです。
チョウチョの中では私はセセリチョウとシジミチョウの仲間がダントツ一番好きで、今年はチラホラ見かけます。