彫り開始

ちょこっと版画を休んでいましたが、そろそろ再スタートです。まずは小さめのサイズから。大きいサイズも月末には摺りはじめたいところです。あとは注文をうけているハンコを作らないとです。注文を受けてからだいぶ経っていて、いつも気になってはいつつ…という状況で今週中には取りかかりたい。
また題名を考えていました。難しいです。私の好みはかなりハッキリしていて、カッコイイものが好きなのです。題名だってカッコイイのに憧れる。ゾクッとするもの、いいですねぇ。キメ台詞みたいなのも「きゃ〜」って思います*1。題名自体が物語っているようなもの…いいなあ。
でもシブかったりカッコよかったり静謐だったり重厚だったりする題名、私の作るものにシックリこないのです。軽い書き方をするとキャラじゃない*2っていうか……。
めっちゃ好きやけど私には似合わへん。こういうこと、結構あります。
反対に「こういうの好きでしょう!」って言われて、見てみると「いや、ぜんぜん。むしろむにゃむにゃ」というのもあるのでした。
だからなのかもしれませんが、「う〜かっこいい!」と思えるものに出会うと、手放しでファンになってしまって、ついついマネをしたくなってしまいます。サマにならないから(ちょっと想像してみるだけで)すぐやめるんだけど。
一番、私には似合わない☆と思いつつ憧れるのは、男の人のお洋服や小物への憧れでしょうか。使い込むほどよくなってゆく在り方からして、いいですね。むかしから憧れます。それと同じくらい、女であることを楽しんでいる(カッコイイ)女の人にも憧れます。
持って生まれたものには、変えられるものと、どうしても変えられないものがあるように、作風もそういう面がある気がします。憧れを自分のフィルターを通して、いい意味で制作に反映させられればいいのだけど。

*1:だが断る」とかね。

*2:自分としてはユーモアのあるものが一番合っている気がしています。