チマチマ作れない

先週はじめに自作お好み焼きが食べたいと思い、食べたいと思った夜に仕込みました。一食分を作るというのは難しく、昼。夜。翌日夜。とお好み焼きでした。昼、夜で食べ切るだろう☆と思う量を作ったつもりなのだけど、うちのカメと一緒。そんなに食べられるものでもないんだ*1な…と思ったのでした。
お好み焼き、餃子、ほかにもあるかな…(いまは思いつかない)は私にとって共通点があり、同じ方向性を持って、作ることに熱中していた時期があります。お好み焼きは高校生の時に第一熱中期。2、3年前に第二熱中期。餃子は6、7年前に第一熱中期があります。
食材に凝るという方向ではなく*2、単純に具材の切り方と混ぜ方に熱中したのです。
高校一年生のある日(たしか夏でした)、同じ具材でも焼き方以上に具材の切り方で出来上がりが変わるのではないか?と思い、熱中への道を歩みだしたのです。その後、混ぜ方でもずいぶん違うがプラスされました。タネを寝かせる時間でも変わる気もしますけれど、ほかに比べて劇的ではない気がします。
お好み焼きも餃子も『一人分をチマッと作るのは難しいし、味が落ちる*3』という共通点を抱えており、熱中すればするほど、そればっかり食べる生活に陥りがちな状況でした。
モチロン、美味しいものが食べたい(作りたい)。という気持ちはあったけれど、同じ食材で同じものを作るのに、切り方や混ぜ方で出来上がりや味が変わる驚き。それを確かめて喜びたい気持ちも大きいです。ようは楽しいってことです。
さいきん熱中期がやってきたものは、青魚の甘露煮です。こっくりしている甘露煮って苦手だったのですが、自分で好きなように作ればいいんだし、作り置きもできるし、骨まで食べられてゴミが出にくいし、いいじゃない!と思ったのがはじまり。ここでも熱中しているのは具材の切り方。魚のさばき方もそうだけど、昆布、生姜。一緒にお野菜を炊き合わせる時はそれも。
切れる包丁使わないと楽しみも美味しさも半減〜〜〜。と、しょっちゅう思います。

*1:私は関西人ですが、お好み焼きはお好み焼オンリーで、ご飯や副菜はつきません。

*2:餃子は食材を変えるのもちょっとは熱中したけど、せいぜいノーマル(ミンチ)か海鮮(エビ)。キャベツか白菜か。歯ごたえのあるものは入れるのか。程度のものでした。

*3:チマチマ作るより、たっぷり作った方が具材の馴染みがよくて美味しくできると思います。持論☆ハンバーグとかサラダ類もそう。