3倍増し

写真は「2倍梅酒」というような但書きがあった梅酒。飲み屋にて。梅の実3つも入っているので3倍じゃあないかな…。おそらくですが2種類の梅が入っていました。お湯割りで飲んだけどかなり濃厚。
きょうは自宅で図録を見たり、カメズの世話をしたり、絵具のテストをしたり、彫ったり、てぬぐい等の絵を考えたり…具体的にはほとんどなにも進まなかった一日になりました。
きょう見ていた図録のひとつには、日本語の題名と英語の題名が記載してあり、私は英語はからっきしだけれど…じっくり考えながら見ていると楽しいです。こういう記載の仕方はわりにありますが、きょう見たのはとびきり面白かった。直訳もあれば、かなりひねった訳もあり、おそらく(というかどう考えても)一人の方が訳したのではないと思いました。
基本的には日本語でつけられた題名を英語に訳しているのだけど、直訳なのに(それゆえに)英語の題名がしっくりこないものがあるのが一番の驚きです。反対に直訳だから当然しっくりきているものもあるけどねえ…。
そして面白かったのは意訳しているもの。意訳されている題名は「ずいぶん考えたんだろうな…」と察することのできるものばかりで、その訳を通すことによってより作品を楽しむことができました。見る側の作品に対する解釈に深みが出てきたり、『作家さんはこういうことを作品に込めていたのではないか?』と新たな解釈ができるシーンがあるというか…作家さん本人が英語の題名も考えておられるのだったとしたら……素敵だな。そうだったらいいな。作家じゃない人が訳しておられるのだとしたら、訳者の作品への愛(もしくは無関心)が手に取るようにわかるので、それはそれで面白いけれど。
題名なんてテキトーにつけたらいいよ。と言う人もいれば、丁寧に考える人もおられます。作風と題名の相性も含めて、どっちがいい悪いはないと思うけれど……「ぴったり!」みたいなのに遭遇すると、鑑賞者としてはやっぱりとっても嬉しいものです。
午前中に知人から電話があり(きのうの夜中にお願いメールを送ったひと☆)お願いを遂行してくれたということです。しかもさらに人に頼んだ上での遂行だったそうな(その人も電話口に出てくれた)…☆★☆★☆なんというか(物の取引は一切なく、お願いしているだけの)わらしべ長者のようです、ありがたや、ありがたや。
きのう行ったばっかりだったのに、再び(今週中に)京都に行く時間を作らないとダメかな…と思っていたのもあって単純に「あ〜そのためだけに行かなくてよくなった」とホッとしたし、私には甘えることのできる人がいっぱいいるんだぁ…とジーンでした。