笹もってこい

市役所の駐車場、収容できる数が多いので満車と遭遇したことなかったのですけど、きょうは満車でした。当然人口密度も高い。
そして多くの道行く人が笹を持っていました。えべっさん☆残り福ですね。毎年参拝しているのですけど、今回は控えたこともあって笹を持っている人が羨ましい。まぐろ見たかった。干支凧ほしかった…と後ろ髪ひかれる思いでした。
外へ出たついでに切手も購入。年賀状や手紙をいただいた方に寒中見舞いを用意したのですが、想像以上に送る数が多くて焦りました……足りないかも、足りないかも…ああ、もうこれ以上出さないといけないなら、足りない……だったのです。毎年そんなことを思いながら宛名書きをして、つぎは少し制作枚数を増やしてをしているのですけれど…どうもいつも勘定を(少なく見積もって)間違っているようです。
首を傷めて以前の仕事ができなくなった時、関係者への年賀状等は(よほど個人的に親しくなったなどないかぎり)辞退することにし、年賀状の内容も立体造形から木版に切換えました。出す枚数はガクッと減り、いただく枚数もガクッと減りました。
私にとってはケジメのつもりだったので、別段なにか思うことはなかった*1のですが、ひとつだけ『出す枚数が減ったら楽になると思ってたのに、木版は一枚一枚手摺りだからちっとも楽じゃな〜い!』と眉間に皺をよたのでした。
そういうことがあってから4年経ち、新たな出会いや繋がりができ、年々出す数が増えてきています。ありがたい気持ちと同時に摺るのは地獄☆
木版で出すのは大変だけど、大変でいることが許されるラッキーを大切にしたい。ネームカードもそろそろ底をつきそうなので、時間を見つけて摺らないとです。

*1:「毎年、あなたの年賀状を楽しみにコレクションしていたから、事情があるとはいえ立体がもう見れないのかと思うと、とても残念です。」と何度か言われ、私も残念だと思ったことはあったけれど、これはただの感想。