むかしの写真です。７年ほど前じゃないかと思います。銀ちゃんの隣にいるのは、ウサギ女子のビビ。立派なレディーになってから我が家に来ました。
ビビの方がはるかに強く、テリトリー意識も高かったので、銀ちゃんはどんどん自分の居場所を乗っ取られていったのですが、いつの間にか写真のようにうまく共存していました。
ビビは走り出すと本当に早かったです。脱兎の早さだけど決して逃げず、果敢に、銀ちゃんを攻撃するため駆け回っていることが時々ありました。銀ちゃんはタジタジしつつ、何故か右前足を挙げて招き犬のようにフラフラと振っていました。
その右前足をピシッと振り下ろす時があります。その先にはビビの頭が…たいていは空振りでしたけれど、見事命中の時は頭を押さえられたビビは瞬時にして止りジッと固まっていたのでした……。
ウサギは捕食される側なので上からの視線を恐れる。ということが本などに書かれていて、たしかに上からの視線を警戒しているなぁ…と思うこともあったけれど、銀ちゃん前足振り下ろす〜ビビ動かざること山の如し。は恐怖とかそーいうものだったかは疑問です。もう観念……のようにも映ったし、全然そんなふうに見えない時もありました。
銀ちゃんはというと、下ろした前足が命中したはいいものの、この前足をどうしていいかわからない……という雰囲気で周囲をキョロキョロしたり、私を見たりしていましたが、結局はソーッと前足を頭から解除。
ビビはまた脱兎の如く走り出したり、プキプキ鳴きながら銀ちゃんにすり寄っていましたね。頭を押さえられている段階でプキプキ喜び鳴きをしている時もありました。
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