ヒャンヒャン

昼過ぎに銀ちゃんの様子を見に行くと、二階からヒャンヒャンと鳴き声が……立とうとして転んで、そのままトイレしちゃったみたいです。「だいじょーぶですよー来ましたよー」と言っても、耳が遠いし自分が鳴き叫ぶことに必死で私の声届かず。銀ちゃんの目の前に回って「よっ来たよ」と姿を見せると、いっぺんに鳴きやんでホッとした顔になりました。
漏らしていたので、一旦抱き上げて立たせ、体を拭いて寝かせてやると、さっきまでの必死の形相はどこにいったんだ?という表情。部屋を掃除していると、ジッと見ていました。写真がその時のものです。
その後、頑張ったご褒美&お疲れさんだったろうでしょうから、蜂蜜をやり薬も一緒に。最近はまたまた完全に騙されて蜂蜜コーティングの薬を飲んでいます。薬を蜂蜜の塊と勘違いして蜂蜜薬の時は目を輝かせているくらいです☆
きのう銀ちゃんと一緒に暮らしていた叔父叔母&従兄弟と銀ちゃんの話をしました。もう16年も前の話です。
私は16年前の震災の時、生まれ育った家が全壊し住む場所を失いました。その時、母方の祖父母、祖父母と同居していた叔父叔母の好意で、母、弟、私、銀ちゃんは1年半に渡り祖父母宅で居候生活をしたのです。銀ちゃんは1歳にも満たない頃だったので、本当に若い頃。祖父母宅も被災し当初はガスも水道も出ない状態でしたが、大人数でいろいろワイワイやったことを今でも懐かしく、そしてありがたく思い出します。
祖父母宅にはリュウという先輩ZashDogがいて、銀ちゃんの事、本当に可愛がってくれたことも懐かしい思い出です。はっちゃんというご近所友達犬もできました。今では2頭は故犬です。
銀ちゃんを家族のように迎え入れてくれた叔父叔母従兄弟と、ここ最近の銀ちゃんの話をしたり、昔の銀ちゃんの話をして楽しかったです。従兄弟は当時中学生で、銀ちゃんの事を愛情を込めて?「なまごみ」と言っていました。銀は喜んでいましたね。
銀ちゃんは叔父の事が特に好きで、母より好きだったのではないかな?という時期があります。居候生活が終わり、別々の場所で暮らすようになってからというもの、叔父がたまに用事で家に来ると、狂ったように喜んで叔父のそばを離れませんでした。それ以前に叔父が玄関に入る前から、叔父が来たことを察知していました。叔父が帰ると(普段ではありえない)遠吠えをして叔父を呼んでいたのでした。
こうやって書いていると、すこししんみりします。銀ちゃんが今まで生きて、たくさんの人のご好意やラッキーが重なって、ずっと一緒にいられたこと。感謝しかありません。
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