ご長寿犬

写真は、銀四郎17歳8カ月。滋賀県彦根市出身、兵庫県西宮市育ち。彦根まで引き取りに行ったことを、今でも鮮明に思い出せます。里親になったのですけれど、子犬をいっぱい見てしまうと1頭を決められないと思い「一番残りそうな子*1を」とお願いしたのでした。一番小さくて、いつも隅っこで小さくなって、ほかの子犬に押しつぶされているような状態の子を連れてきてくださったとのことでした。押しつぶされて?いたのが原因なのか、撫でると頭の形がへんです!!
一番元気だった頃の体重が17、8キロあったので、かなりのご長寿犬です。
今年に入り急激にヨタヨタ、体重も今では11キロほどに落ちました。心臓の持病があるので一日一度薬を飲ませていますが、舌を使って薬をペッと出す技だけはヨタヨタせずに、シャキッとしています☆
耳も遠くなって呼んでも聞こえてないみたいだし、目も白内障で見えてないみたいだし…もののあはれを感じていたのですが、ある時なにげなく先生にその話をすると「耳も聞こえてるし、目もこの程度の白内障ならちゃんと見えてるよ〜ほんとすごい子だよねぇ」と言われました……聞こえていない振り、見えていない振りは子犬のころから大得意でした、そういえば……。
しかし、やはり耳も目も聞こえづらく見えづらくなっているのは事実で、雷を怖がらなくなりました。昔はこちらが気付かないうちから、ぜぇぜぇはぁはぁうろうろしだしたので、銀ちゃんが挙動不審になりだすと『かみなり??』という状況でした。
それが今では雷が相当鳴っていても、へっちゃら。場合によってはグーグー寝てます。つくづく年取るのもいいものだな。と感じた出来ごとです。
赤さん時代の銀ちゃんの肉球は「まだらピンク」??だったのですが(ピンクのところと、茶色っぽいところがあるのです)、散歩が好きだったので、あっという間に、拭いても拭いても黒っぽくカチカチになりました。その肉球が再び「まだらピンク」に…しかもプニプニ。
赤さん時代は小さい手(足)のプニ。今は大きい手(足)のプニ。両方見せてもらえてもらえたのは、幸運。
プ二は赤さん時代に戻った?ようなのに、鼻は戻りませんです。赤さんの時は真っ黒ピカピカ(ときどきカサカサ)だったのに、今は「まだらくすんだピンク」

*1:こういうリクエストをする人って、一定の確率でいるよーな気がします。矛盾してるけれど、残りそうな子ってわりと人気なのかもしれません。