和紙を湿らせるためのボール紙*1を湿らせました。刷毛と霧吹きで、はじめはザーッと。だんだんマメに。明日の朝、あらためて丁寧に処理してゆきます。
私はいつも強めに湿らせてしまい、あちゃちゃ…という状態にしてしまうのですけど、今回もヤバイ雰囲気漂っています。
和紙もカットしましたが、ゾ〜ッです。あと一枚で大きい和紙がなくなるところ…全然気づいていなかったです。つらい。
注文しなきゃですが安くないもの*2ですので、これから摺る予定枚数。紙の種類や厚み。通帳。気合い?などと相談です。相談しなくてはいけない私がたくさんいます。
けっこうな枚数を注文すると、時間がかかる場合があるから早く注文しないと……と思うと、妙に焦って後悔しそうで怖い。
先日遠出した時に、高知の楮100%の薄手の和紙を販売しているお店を見つけました。状態も良さそうだったので思わず買占めようかと思いましたが、家までの距離と移動内容を考え『こんな状態で買っても、家につくころにはボロボロになってるかも…』と、散々迷って、散々紙をチェックして、あきらめたのでした。
ああいう迷い方をする時は、遠出というまやかしがなければ、即買いだったはずです。
そろーりそろーりと和紙を守りながら移動するぞ!と気合いをいれて、買っておけばよかったです。気合いが足りなかったのよ、気合いが。

*1:版画に使う紙は、あらかじめほんのり湿らせます。湿らせた新聞に挟んだり、ボール紙に挟んだり…摺る紙を間接的に湿らせてゆくのです。

*2:むしろ高い。