木版画の一日。夏本番が来たらやってられないので、今のうち…と思いつつ全然進みません。もうすでに暑いのが原因か、暑いのを理由にしているのか。万が一汗が紙に落ちることを考えるだけで、おそろしい。
何年か前に美術館のアトリエで「暑くて、むり」と誰かをつかまえておしゃべりしようと思っていたら、ランニングシャツ*1(って言うのかな…)一枚で頭に鉢巻をしてせっせと版画を摺っている仲間(先輩)がいました。そのうち「しつれい…」などと一見、紳士的に振る舞いながらランニングシャツも脱いでいました…。
こんくらいの気合いがないとイカンよな…と感じつつ、私はダラダラしてましたです。
夏がくればおもいだす。風景。10年ほど前だったと思います。今、同じような現場に遭遇しても、やっぱり私はダラダラしているだろうし、上記の仲間(先輩)は真剣に取り組んでいると思います。
写真はあしかさん作のぐい呑み
お酒飲まない私は、もっぱら写真のような使い方をしていますです。絵皿。
ちょうどカメさんの頭部分が筆おきになって使いやすい。
はじめて来たお子は赤い子で「ジュリアン」という名前。甲羅に墨を入れようと思って連れて帰ったので、赤と黒から名前を取ったのでした。

赤と黒〈上〉 (岩波文庫)

赤と黒〈上〉 (岩波文庫)

今回、連れて帰ってきた子はミルクティー色の子と緑の子。さてさて、名前どうしましょう。ジュリアンに匹敵する波乱万丈を連想させる名前がいいでしょうか…。
ごにょごにょ何話してるんでしょう。
エスプレッソなんかいれても素敵だと思うなぁ…私は飲まないけど(あの苦さは私には毒!)

*1:あえて断る必要もないですけれどズボンははいていました。