ドカッとまとめて4日分もアップ。もし毎日来てくださった方がいらっしゃったら(いるのかな……)かわり映えのしない記事がトップにきていて、さぞガッカリだったのかしら?ガッカリするほどに楽しみにして下さっていたら嬉しいな(いや、ガッカリさせるのはよくない!)でありますです。気分は6月5日分くらいまでアップしたいくらい。
4日前は「ブログのアップは明日にしよー。ていたらく」でしたが、この3日間、私はつつがなく食あたりでした。まだまだ断食決行中だけど元気なものです。(ちょっと良くなると調子に乗って動きまくって、しょんぼりする典型だと思います。人はこういうのを子どもって言うそうです。)
あのお弁当がいけなかったんだ…なんて思ったりしているのですが、(自分で勝手に終了させるつもりの)断食が終わったらドンクのパリパリチーズを一番に食べたいです。あくまで夢ですけれど。
いつでも楽しみだけど、本調子じゃなくて、そういう中でもちょっと調子が上向きになってきた時の読書は、格別の嬉しさがあります。「元気になってきてるんだ」と実感します。
とうとう?文庫化されたコロボックルシリーズに心躍りました。

コロボックル物語1 だれも知らない小さな国 (講談社文庫)

コロボックル物語1 だれも知らない小さな国 (講談社文庫)

私は「フキの下にすむ人」のことを「コロポックル」と呼んでいますが、佐藤さんの世界の小さな人はコロボックル。マメイヌが可愛すぎます。
江戸時代の絵草紙などには「小さ人」が出てきたり、小さい人の有名人?だとスクナヒコナノミコト(コロボックルシリーズにも名前が出てきます)がいたり…日本でも小さい人達は、さまざまな物語で(恐ろしさも含めて)とても魅力的に描かれています。
ティティ・ラン(オコジョを駆る狩人)も魅力的な小さい人で、私にとっては「オコジョに乗って狩りをしている」にメロメロです。小さい人の描かれ方の特徴として、頭の良さや愛嬌を挙げることができると思いますが、ティティ・ランの魅力は素っ気なさを感じるほどのカッコ良さ。とにかくカッコイイ。
ティティ・ランが出てくる物語にはティティ・ランが「トゥ・カル(大きい兄弟)」と呼ぶ、ティティ・ランより大きい?(でも主人公達よりはずいぶん小さい)小さい人も登場します。
ガイドブックにはティティ・ランはどういう紹介をされるんでしょう。
「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド

「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド

先日、守り人シリーズが(外伝以外は)すべて文庫化されました。収録されている、あとがきも鼎談もとてもよかった。
ティティ・ランは完結編ではなくシリーズ第2作目に出てきます。
大庭賢哉さんがティティ・ランを描いているのですけど、私にとって理想のティティ・ランかもしれない。
小さい人達のことなら、いくらでも書けますです。