てぬぐい、あんまんでたとえるなら、生地に餡をつめ蒸し器に入れるぞい。という段階です。もうすこしで、どうぞ召しませ。
写真のものは「シロチドリ」という干潟に暮らす鳥。夏と冬でオスのファッション(羽の色)が変わります。てぬぐいは冬羽バージョン。鳥なのに、ねずみ色の衣装をまとっていますが、江戸前にはピッタリの色ですね。江戸っ子!という雰囲気があります。
雑談ですが、木版画をやる方は(少なくとも私の周りにいる方は)灰色やグレーのことを「ねずみ」と言う場合が多いです。日本の色でいうと、灰色は沢山ありますから、もっともっと細かい区別、呼び分けをします。
こちらは室内から隠し撮り(でも完全に見つかってる)したヒヨドリ。この方もねずみですけれど、大きさも顔の感じも、声もにぎやかです。

きのう、NHKダーウィンは来た!で、津軽海峡を渡るヒヨドリが取り上げられていましたけれど、ヒヨドリにスポットをあてるところが素敵。うちの近所じゃ珍しくない鳥だから、どうしても「ヒヨドリか…」みたいになりますけれど、どうしてどうして「か…」は余計だろう。って話ですね。
時々、スタッフの方(や同行している研究者)が叫ぶ声が入っているのがヒットです。きのうも入ってました。