絵の分解をしている時に、ちょっと混乱。……これは…どうやれば…いいのかな?混乱のはじまりは、作業をラクしようと思ったことです。
やたら作業を増やして、あえて苦労することはない*1けど、必要以上にラクを求めるとダメだ。ってことは重々承知なのですが…ボーダーみたいな時があって、その選択をすることは「ラク」なのか「その方が仕上がりがいい」のか、判断に苦しむ時ってあります。今日はまさにそれでした。
結局、ラクじゃない方の選択がキレイに仕上がるだろうと判断したので、そっち採用。
でも、そのうち、今回は不採用になったラクな方もテストしてみようと思う。やってみないとわからない微妙な感じだから迷ってるんだものね。やってみるのが一番早い。
写真は試作。なんかかわゆい感じですけれど、夏頃から版を作っては試作して。で、失敗して。の、歯がゆい試作さんです。
このまえ、すますいで干潟の生き物コーナーでみたお方↓

こいつも、かわゆいな。
ムツゴロウ!って、思い込んでたけど、今日本屋でみたら違うんじゃないかと思いました。

日本のハゼ―決定版

日本のハゼ―決定版

世界にはもっとハゼの仲間がおわすってことですよね…すごい。そしてマニアックな図鑑…ほしい。
つぎ(そのつぎのつぎくらいまで)の木版画の題材は、ほぼ決定していたし、一部は絵まで完成していたけれど、ハゼ…いい。
写真のように寄り目、出目で、色は地味で、干潟にいて、跳ねながら移動しているハゼがいいです。
ここのところ、気がつけば作ってみたいと思っている、なめくじも捨て難いですけれどね。

*1:たいていこういう苦労は失敗に繋がるし、勢いがなくなります。