写真は手漉き和紙。木版画同期(??)が漉いたものです。自分が漉いた和紙で木版を作りたい。と宣言して、はや何年…年々腕を上げてます。
顔を合わせた時に、たまーにその成果を見せてもらうのですけど、この前「いいのがあれば使ってみてよ」って、どっさり頂く。家に帰ってあらためて見てビックリしたけれど雁皮*1まで使っているとは……しかもすごくいい出来。
気軽に「なんかちょーだいよ」って言っていたけれど……正直な話、もったいなくて使えない…どちらかといえば摺りには合っていない和紙もある。でもね、こういうのは使い方次第だから効果的に使ったら相当面白いに決まってる…魅惑的だわ。雁皮和紙で摺りたいテーマ…ある!
頂いてからというものの、一日一度は眺めて触ってニマニマ。ほんとありがとう。持つべきは同期。
本人は「さっさと使って感想聞かせてー」だろうけれど、とっておきの時まで寝かせて*2おきます。これからは購入させて。って言わなきゃだめだ。
紙を眺めて触ってニマニマは楽しい時間だけど、そればかりじゃあ作業は進まないので、切り替え切り替え。

*1:和紙の材料。決して安易に入手できる材料ではないです。独特の光沢があって、触り心地も見た感じもウットリ。

*2:使わずに保管しておくこと。和紙に限らずですが紙は年月が経つほど、締まって(枯れて。という言い方をする場合もあり)風合いも使い勝手もよくなるので、あえて寝かせたりします。