mucame_cobo2010-07-03


カメ*1のI氏が、はじめて卵を産みました。ひとつだいたい8グラムの卵を5つ。無精卵で5つのうち1つはI氏みずから食べてしまっていたのでした。
5月頃に食欲が一度落ちたことがあり『これはもしや…*2』と思っていたのですが、その時に確認した感じでは卵は抱えていないっぽかったのですけれど、その後すくすく育っていたようです。すくすく育っていた最中は食欲もまったく落ちなかったのでした。
私が気づいた時にはケロッとした様子で、それがカメの摂理なのかもしれないですけれど、私はその姿にあこがれます。

ニホンイシガメはおっとりしている。控えめ。慎ましい。など、本に書いてあることが多いですし、実際にそういう個体が多いのではないかな?と、私自身も感じていますが、I氏は我が家でもっとも凶暴というか、粗暴というか、おっとりしていないし、控えめでないし、目も鋭いです。とくにご飯を食べるその姿は「おそらくちっこい肉食系の恐竜。すくなくともピー助*3ではない」と思います。
本日は飼育ケージを掃除している間に部屋に放していましたが、いつ多肉植物が踏みつぶされても仕方ない状態でした。絶対に死守したい多肉は、あらかじめ避難です。

うちにはF氏という女の子がいて、今までに何度か産卵を経験しています。 F氏の場合は時々ポロッと1個産んで終わり。たった1個なのにすごく上手に土を掘り産み埋めます。
I氏を放したついでといってはなんですけど(でも、やっぱりついでなのでした)F氏も放しました。手前がF氏。テトラレプトミンスーパーの容器を齧りまくってます。おそらく中になにが入ってるかわかっているんじゃないかな?どうなんでしょう。I氏は全然わかってないみたいで、F氏が執着してるからそばによって見てるような雰囲気でした。
昨日は半夏生。タコとお豆さんをたきました。の、はずだったのですが、お豆さんを入れるのを忘れた!ので、急いでいれたけれど、味がしみなかったし、タコがちょっとかたくなって残念。

*1:ニホンイシガメというカメ

*2:人の場合もそのようですが、お腹の中で卵が大きくなったり、赤ちゃんが大きくなると、その大きくなったぶん内蔵が圧迫されます。なのでご飯があまり食べられなくなったりするようですね。ご飯が食べられないことのみならず、母体には大きな負担がかかります。

*3:のび太の恐竜