なむ、なむ

午前中は真言宗。午後は浄土真宗の法事へ。なむなむ。
きょうの法事とは関係ないのですけど、先日、木版仲間の遺作をいただきました。私が見たことのなかった木版で、死んでのち作品が残って、こうして人の手に渡るということ………言葉にできない気持ちになりました。
目に眩しい(見ようによっては、どぎつい)色をパチッと入れるような作品を作る方で、私にとっては「見ると元気になるような」印象を持っていました。木版は通常凸版ですが、凹版技法というのもあり、銅版のような線での表現ができる技法です。その凹版技法を使った作品が抜群に素晴らしい方でもありました。
ご本人もパッと明るく、それでいて控えめなところのある方で、私より年上の方でしたが、とても気が合いました。誰しもがそうだと思いますが、その人が抱えてきたものが作品に反映されていたと思います。
私がいただいた作品は『え?こんなのも作ってたの』というシックな色とモチーフで、今更ながらですが、こういう部分も抱えて生きてきた方なのだと作品を通して触れることができました。
実際に話していてわかることもあれば、作品を通してわかることも、ありますね。本気で取り組んでおられた方だからなおさらに。
と、少しまじめに書いていますけれど……その方と私の最後の会話を思い出して、自分自身にガッカリ。「森田さーん。お金払うの忘れて帰っちゃダメですよ〜集金集金〜催促にきましたー」だったと思います(そりゃ、そう言ったあとに、ちょっとは雑談もしたけれど…メインは催促だから……)。2人でうひゃうひゃ笑いながらお金を奪い取りました。よく晴れた美術館内の和室の縁側での出来事でした。

おねむり

銀四郎
いつもと変わらずの平穏な銀ちゃんです。すやすや。
今日はすやすや銀ちゃんしか見なかったです。爪が伸びてきたので、来週にでも検診がてら病院に連れてゆこうと思っているのだけれど、移動大丈夫かな…です。ひとりが車を運転して、ひとりが銀ちゃんに付いて。
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