アーモンド

アーモンドの花

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毎年たのしみにしているアーモンドフェスティバルに行ってきました。ほかの用事と重なっていたので、今年は行けないかもどうしよう(あわわわ)と思っていたけれど、ピャッと行ってピャッと退散コースを選ぶことに。やっぱり行ってよかった。

アーモンドフェスティバルのあと、とっても個性的な喫茶店で軽く食べてからだのお稽古。重かった。そして私は相変わらず動くのが下手。どんくさい人です。「どんくさい」っていかにも重々しくて不器用な感じがする。

それから食料品などを買って1日は終わった。からだの先生とケータイの機種変更の話になり、俄然「機種変更しよう」と胸に誓いました。ずっと大切に大切に使っているケータイが、もう無理。もう限界が来たような予感。機種変更、なにかと憂鬱です。するはいいとして腰が重すぎです。

 

珍展IIをふりかえって

珍展II、楽しかったです。百貨店デビューもドキドキでした*1。朝礼に参加したり、人の多さに「さ、さすが百貨店は違う!」と思ったり。

珍展メンバーは革の作品をはじめオートクチュール刺繍、ジュエリーなどなど身に纏う作品が多く、版画というのはなんというか存在自体が珍展のなかのプチ珍のような印象を受けました。

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そんななか、陶作家の三木陽子さんとプチプチコラボ展示できたのは嬉しかったです、うるうる。憧れの三木さんに「ねぇねぇ、一緒に展示したいです」とお願いして展示を考えました。

会期中には思わぬレベルのカメ話をたくさんでき、「カメ好き」として参加したことを噛みしめることも何度かあり、お当番のときはカメ日和。

最終日の終了30分ほど前に、版画作品に興味を持ってくださった素敵なご夫婦との出会いがありました。偶然通ったら「あれ?あそこにあるのは絵かな?ここにも絵があるんだ」とご興味を持ってくださったのだそうです。

色々と絵のお話をしてとても楽しく「あ!そういう風にご覧になるんだ!面白い。面白いです〜」と私のカメ版画の印象について楽しくお話しできました。作り手とご覧になる方がお互いに「こうだね」を軽く放り投げて、それを楽しめることは幸せなことだと思うし、発表するということの醍醐味だと感じます。

油性凹版を発表することは、私にとって珍事以外のなにものでもなかったですが励みにもなり、またまたジローに感謝です。ジローは私を油性木版の凹版技法に導いて先導してくれたラブラドール。

いろいろ考えることもありました。その作家にとっての珍を考えるとき、私は意気込みすぎて、色々と基本から離れすぎたのではないかな?ということです。カメ好きで、いつもやらない技法をしたり、作品を出すと、とても説明が難しいのです。これは今後の課題。もっともっと飛躍させてしまうか、近づけるか。

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今回も珍展仲間の作家さんとの出会いに恵まれました。こんな人がいるんだ!というのもあれば、久しぶりにお会いして嬉しい人もいて。作品にも刺激をいっぱい受けたり、「え〜?そうなの。そんな目で私のことを見ていたんかい」と大笑いのこともあり。

とても尊敬している方ばかりなので、緊張したけれども、いろいろ話してわかることは、みなさんとても真面目で努力を惜しまず頭も手も動かしているということです。当たり前のことを確認できるのは、嬉しくもあり、深く納得もします。

豆腐百珍を目指して珍百珍までやってほしい企画。私はひとり珍展を継続します⭐️

*1:おそらく「珍展」じゃなければ出ることを考えなかったと思います。

日エクアドル外交関係樹立100周年 「古代文明への旅 ―アステカ、マヤ、インカまでの道のり―

エクアドル外交関係樹立100周年 
古代文明への旅 ―アステカ、マヤ、インカまでの道のり―
Ancient Civilizations of the Americas

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会  期:2018年3月17日(土)~5月20日(日)

会  場:笠間日動美術館 企画展示館(茨城県笠間市笠間978-4)

開館時間:午前9時30分より午後5時(入館受付は午後4時30分まで)

休館日 :毎週月曜日(但し4月30日は開館、5月1日は休館)

入館料 :大人1,000円、65歳以上800円、大学・高校生700円、中学以下無料

     春風萬里荘北大路魯山人旧居)との共通券:

     大人1,400円、65歳以上1,100円、大学・高校生900円、中学以下無料

割  引:20名以上の団体は各200円割引、障害者手帳をお持ちの方、その同伴者1名は描く半額割引

主  催:公益財団法人日動美術財団 笠間日動美術館

特別協力:BIZEN中南米美術館

協  力:クントゥル・ワシ調査団/東京大学総合研究博物館

監  修:大貫良夫(東京大学名誉教授)、鶴見英成(東京大学総合研究博物館助教

後  援:エクアドル大使館/茨城県/茨城県教育委員会/笠間市/笠間市教育委員会/NHK水戸放送局/茨城放送/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/産経新聞水戸支局/東京新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局

 

動物象形土偶ペッカリーをモチーフにした水性木版画作品3点を展示させていただいています。

うち2点は青森トリエンナーレ2017 [classical部門]入賞作「3000年前」入選作「ついこのあいだ」。青森市から笠間市へ…

 

笠間日動美術館といえばパレットの収蔵が大変ユニークで有名です。ほかにも贅沢な空間と展示をしている美術館で、憧れの場所のひとつです。そのような場所で、やはり憧れのペッカリー中南米文化の数々のなかで展示をさせていただくことに感じ入っております。

ゴールデンウィークには焼き物の町笠間の焼き物市も開催されるとのこと。ぜひご高覧ください。

エクアドル外交樹立100周年に私もプチ参加させていただいています。今年1年をかけてペッカリーモチーフ版画を10点制作予定。うち2点は今回の企画展に合わせ、美術館やBIZEN中南米美術館等で発売がスタートします。第1弾はエクアドル(インバブーラ)の地に立っているペッカリーと日生の地に立っているペッカリーペッカリー本人?のポーズは同じなのですが、いろんな共通点やいろんな違いを入れ込んだ木版画になっていますので、手にとって楽しんでくださればと思います。